こんにちは、Knit BRANCHです。
先日、ヒツジゴトさんで行われているフエルトのワークショップに参加してきました。ヒツジゴトさんでは、羊毛を使った様々なワークショップが開催されていて、糸紡ぎやマーガレット織、そして今回参加したフエルトの作品作りが楽しめます。
ヒツジゴトさんは、こちら⇒原毛屋ヒツジゴト
そして、今回作りたいもののイメージはこんな形。
うちの猫(モモさん)は以前から羊毛好き!フエルトで何かを作るなら、これがいい!と決めていました。
では早速、ワークショップで習ったことをまとめます。
注:こちらは簡単な覚え書なので、細かなコツは直接ヒツジゴトさんに教えていただくととっても分かりやすいですよ。
作り方
型紙を作ります。
まずは、型紙づくりです。出来上がりは作りはじめに比べて縮みます。今回は高さも出したかったので、かなり大きめにしました。
使用したのは緩衝材に使うようなシートです。
羊毛を並べます
▲型紙の上に羊毛を並べます。厚みが均等になるように縦向きにおいたり横向きにおいたり、向きを変えながらていねいに並べます。
裏返して両面に並べます。
縁は少しはみ出すようにしました。
フエルト化させます
台所用の洗剤を薄めたお湯をかけながら少しずつこすり合わせます。ゴシゴシするというよりは繊維と繊維をからみ合わせるようなイメージです。
ビニール手袋をはめているといい摩擦加減になったような気がします。手荒れ防止になりますしね。
初めのうちは、置いた羊毛がずれてしまいそうでやさしくそおっとこすっていましたが、ある程度からみ始めたらゴシゴシ。
かなりフエルト化が進んでくると▼
バシバシやったりモミモミしたり…ここまでくると、力を込めてゴシゴシからませます。
もうこの辺りでいいんじゃないかなっと思ってしまいますが、まだ少しゆるいみたい。
何割くらい縮んだら終了みたいな、ちょっと目安がほしいよー (T_T)
理系だよねって言われそうだけど。
でも、実際このころにはかなり疲れてしまって・・・
「そろそろ終わりでいいんじゃない」
という心の叫びが聞こえてくるんです。
フエルト作業も大きいものになってくると、時間とともに体力も必要です。
▲ここまでで2時間以上かかってしまいました。そろそろ本体は完成です。
入り口を作ります
▲しっかりフエルト化したら、入り口を作ります。
今回は外側が茶色、内側は赤にしました。初めの羊毛を置くときに2層においたんです。
外側しか見えていなかった丸い物体に穴が開き、中に入っていた型紙を抜くときれいな赤色が見えて、コントラストはバッチリ。
そして、中の赤い部分もしっかりフエルト化されているのを見たら、ちょっとうれしかったヽ(*´∀`) 長時間がんばったよー
立体にします
▲内側からグッと押して、中に空間ができるように手で形を整えます。思っていたイメージにどんどん近づいていってテンションが上がります。
「ここでちょいメモ」
形を変える作業は、完全にフエルト化する前の方がよかったかも。私の力がないからか、厚みをもう少し出したいと思っても、がっちり固くなっているから思うような形になかなか動いてくれない。
できあがりはしっかりしている方がもちろんいいんだけど、私一人で作るときはちょっとゆるめにしておかないと難しそうだなと思いました。
☆彡今回はワークショップなのでヒツジゴトさんにお手伝いしていただき、しっかりとしたものができあがりました。
完成
▲自宅に戻り、すすいで脱水して完成しました!
左側がすぐに撮った写真、右側が乾いてから撮った写真(入り口を大きくした後)です。
実は入り口が小さすぎました(~_~;)
でも、大きくしたいなと思ったとき自由に切ることができるのが、フエルトのいいところ。切ったかけらも、お気に入りのおもちゃになっています。
ねこの反応は?
▲まるで寝袋、あまりにもピッタリ。
次は、もう一回り大きくしたほうが良さそうだね。
材料やサイズの記録
型紙のサイズ:直径50㎝くらいの円形
羊毛の量:270g
おおよその出来上がりサイズ:平らに置いて幅42㎝、
使用時には幅36㎝、高さ15㎝
参加してみた感想
フエルトのワークショップは初めての参加でした。思い切って大きいものに挑戦したところ、かなり体力勝負でヒツジゴトさんにいっぱい助けていただきました。
やっぱり作りたいものを作れるって楽しい!
実際に習ってみると、言葉で表現するには難しいコツが色々ありました。特に羊毛を並べた後、こすり始めるところかな。あまりに真剣すぎて、そのあたりの写真はほとんど撮ってなかった。
ここで、フエルト化するっていうことが実感できた気がします。
このサイズを自宅で一人でするのはまだ不安だけれど、小さいものには挑戦したいなと思っています。
羊毛はこんな感じのスライバーを使用しました▼こちらは別店舗の商品です。
最後までご覧いただきありがとうございました。