今年発売された「ミレコロリ」。カラフルな段染め糸で1玉が200g。この大きな1玉で何が編めるかな?
周りでは、この本の表紙のベレー帽を編んでいる方が多いです。
本を見てみると、1玉で2個編めるみたい。誰かとお揃いにできるってことですね(^^♪編んだものも見せていただきましたが、段染めの色がきれいに出て、素敵なデザインです。
今年はすでに帽子はいくつか編んだので、今回はロングマフラーにしてみました。長ーいものを掛けていると、縦のラインが強調されると聞き、試してみたいと思いました。デニムに柄物のロングスカーフを合わせている写真を見たのもきっかけの一つです。
「ミレコロリ」でロングマフラーを編む
機械編み:ダイヤル8で「いとぼうちえ」を使用
出来上がり寸法:幅28㎝×長さ165㎝(フリンジ含む)50目×270段
編み方
- 捨て編みをする。
- 抜き糸で2段編む。
- 本編を編む(メリヤス編み)
- 途中、端から3目目と4目目をタッピ返ししながら、編み進める。
- 抜き糸であみ、捨て編みをして機械から外す。
- 両端をかぎ針で伏せ止めする。
- フリンジをつける。
実際に編んでいるとき
本編を編み始めるまでと最後の捨て編みの手順は、ネックウォーマーを編んだ時と同じです。目数などは調整してくださいね。
1.捨て編みをする。
2.抜き糸で2段編む。
3.本編を編む
下から、捨て編み、抜き糸、本編です。
4.途中、端から3目目と4目目をタッピ返しながら、編み進める。
タッピ返しの手順
- おもりを外す
- タッピ返しを始める目に、タッピを入れる
- 針から目を外し、糸をほどく
- タッピ返しする
- 最後は針に戻す
- おもりをかけて続きを編む
手順2から5を写真で見るとこんな感じ
タッピ返しをするときは、機械と同じ高さまで目線を落とすとやりやすくなります。慣れるまでは、試してみてくださいね。空いている手で編地を下に引きながら、タッピで返していきます。何段ごとにやってもできますが、ほどきやすさとタッピ返しをする効率を考えると、10段くらいがちょうどいいようです。必ずおもりをかけてから続きを編むようにします。
5.抜き糸であみ、捨て編みをして機械から外す。
6.両端をかぎ針で伏せ止めする。
抜き糸の使い方やかぎ針を使った伏せ止めはこちらにまとめています。
本体を編み、フリンジの材料も切り終わりました。
長くなってきたので、続きは次回にしますね。