前回は「いとぼうちえ」を使って、マフラーの本体を編んだところをまとめました。今回は引き続き 7.フリンジをつける のところをまとめます。
「ミレコロリ」のマフラー フリンジをつける。
今回は色をそろえず、あえてランダムになる様に付けました。
イメージはこんな感じ
フリンジは全部で170本用意し、最終的には72本と73本、合計145本使用しました。付けるときは、こんな風につけていきます。
まず、裏側から針を出し、半分に折った糸を引き出してきて、2本まとめて穴から引き出します。
少しずつ間を埋めていくように本数を増やしていきます。
端の方から順番に入れていくと、多すぎたり足りなかったりというときの調整が難しいです。間に入れていくことによって、ちょうどいいところで終わることができます。色のバランスも見ながら、徐々に密にしていきます。
実際に入れていくときは、糸をまとめて持ってどんどん入れていきます。
すべて入れ終わりました。
すべて入れ終わったら、もう一度全体のバランスを確認します。隙間は均等になっているか、色のかたよりはないか…もし気になるところがあれば、入れ直します。
最後にアイロンでスチームをかけ、長さをそろえたら完成です。
フリンジをつけるときに気をつけたいこと
今回、フリンジをつけていて気が付いたことですが、端の伏せ目は裏から編んだ方がいいようです。表から伏せ目をして、フリンジをつけたら端が波打つようになってしまいました。
半分を表裏逆にフリンジをつけ直してみたら、平らになります。
左半分は波打っていますが、表裏逆にフリンジをつけ直した右側は平らになっています。フリンジを逆向きにつけるのもすっきりしないので、伏せ止めを編み直しました。ちょっとしたことが、仕上がりに響くものです。
ということで、伏せ止めは裏から。フリンジは伏せ止めをした側から針を入れてつけるのがいいようです。
もちろん、別の糸、別の編み方なら、また違うやり方で、ということもあると思います。気が付いたこと、分かったことは、その都度まとめていきますね。
使用した糸 (色番は65です)
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