家族のセーターをたたんでいたら、穴が開いているのを発見!傷口が広がらないうちに直すことに…その時の手順をまとめておきます。
ニットに穴が開いたときは…
まずは、直しに入る前の写真です。袖の部分ですが、中央のところ、糸が切れてほつれてきています。
模様編みの部分ではないので、すぐに何とかなりそうです。ただ、このセーターは市販品、あまり糸はないのでそれをまずは見つけないと。
ということで、
わきのとじてあるところをほどいて、糸を確保することに。幸いにも、同じ毛糸を使ってとじてあったので5センチほどきました。
穴が開いた部分はというと
切れていないところを拾ってみると、抜けているのは1段だけでした。先ほどの糸をアイロンがけして、メリヤスはぎをする時のように拾っていきます。
メリヤスはぎのこと、こちらに載せています。
目を作ればこんな感じ
針を通してあるところが、目を作ったところ。同じ糸を使っているので当たり前ですが目立ちません。あとは裏側で切れた糸と直しに使った糸を始末すればできあがりです。
そうそう、糸を取ったわきの部分は、手持ちの糸ですくいとじしました。こちらの糸は隠れてしまうので、似た色なら大丈夫。編地より濃いよりは薄い色を選んだ方がいいようです。
これで何事もなかったかのように、また明日から着られそうです。最近では、ダーニングでリペアする様子が、本に載っていますね。「毛糸だま」に掲載されている野口光さんのページをいつもじっくり見てしまいます。あんな風にセンス良くリペア出来たら、どんな大きな穴も心配なしなのですが、私にはまだまだ難しく、こうしてこっそり直すのが精一杯です(^-^;