こんにちは、Knit BRANCHです
皆さんは棒針編みをするとき、糸はどちらにかけていますか?私は、メインはフランス式(左手)、たまにアメリカ式(右手)です。
フランス式は早く編めるところがいいですね。アメリカ式はきっちりと目がそろいやすいです。
両方の編み方ができるメリットは、編み込みの帽子を編むときでしょうか?2色の糸を左右にかけて編むと、からまらずスムーズに進みます。
今回は、フランス式でつまずきがちな裏編みの編み方を紹介します。
私も初めはうまく編めませんでした。左手はつりそうになるし、編み目がそろわないもどかしさ、よーくわかります。
でも、フランス式は早く編めるところがいいところ。できればフランス式のまま、今より楽に編みたいなというときに参考にしてください。
確認したい2つのポイント。
その1:糸の張り
左手の糸はしっかり張りましょう!右の針で糸を引き出してくるときに糸はピンと張っていますか?
どうしてもゆるんでしまう時には左手の糸のかけ方を確認します。かけ方はかぎ針編みの時と同じです。ゆるむときには、左手の小指に糸を1回巻くようにするとゆるみが抑えられます。
左手の糸のかけ方はこちら
その2:針と糸の角度
針と糸の角度を深くしましょう!針と糸がつながるような位置にあると糸は針から滑り落ちてしまいます。
▲写真は、表編みです。赤の矢印が右手に握っている針の向き、黄色の矢印が左手にかかっている糸です。
深く角度が付いているので、糸は右手の針から外れることなく編むことができます。
では、裏編みの時はどうでしょう?
裏編みを編むときは、糸は手前にきています。
右手に握っている針とかけている糸に角度はついていますか?確認してみてください。
どうしても右手の針と平行に近い方向に寄ってしまいがち。そうなると、糸は針から外れやすくなってしまいます。
どうしたらうまくいくのかな▼
▲右手の針で糸をかけた後、左手を手前に倒しながら右手の針を押し出すように糸を通します。
この時、人差し指だけ下げてしまうと戻した時に糸がゆるみやすくなるので、手の向きを変えるようにすると続けて編みやすいと思います。。
左手を倒すことにより針と糸に角度が付き、編みやすくなります。
写真を並べてみるとこんな感じです▼


左側が表編み、右側が裏編み、どちらも糸を通すところです。
まとめ
- 左手の糸はゆるまないようにしましょう。
- 針と糸に角度を深くつけて、針から糸が落ちないようにしましょう。
針と糸の角度に気を付けて編むようになってから、目がそろいやすくなり長く編んでも疲れにくくなりました。
まだ編み物を始めたばかりで、裏編みで挫折しそうな方、ぜひ試してみてくださいね。
注:編み目が変わってしまうので、編んでいる途中の方は、編みあがってからお試しください。
写真は靴下を編んでいるところです。
addiの輪針80㎝を使用しています▼
針先が細めなので好みによってはこちらの方が編みやすいかも ▼
表編みも裏編みも気にせず編めるといいね
最後までご覧いただきありがとうございました。
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