こんにちは、Knit BRANCHです。
完成した三角ショールを使って、編み物のアイロンがけの手順を紹介します。
ほとんどの場合、仕上げはアイロンで行っています。セーターなど立体になっていくものは、途中パーツが編みあがるごとにアイロンがけしています。そうすることによって、とじはぎもしやすくなり、繰り返し着たり洗ったりしても型崩れしにくくなります。
少し面倒ですが、とても大切な作業なので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
今回の三角ショールは型紙は使用していませんが、セーターやカーディガンなどは実物大の製図に合わせてアイロンがけしています。
編み物の仕上げのアイロンがけ
1.ワイヤーを通す
アイロンがけするときには、ワイヤーとピンを使っています。
まずはワイヤーを編地のふちに通していきます。今回はふち編みの細編みのところを通しています。細かく拾った方がきれいに仕上がりますよ。
2.アイロン台に置く
次にアイロン台に置きます。大きめのアイロン台を使用しています。
3.ワイヤーをピンでとめる
何か所かピンでワイヤーを止めます。この時、実物大の製図を使うときは下に敷き、それに合わせるようにピンを止めていきます。
4.アイロンの蒸気を当てる
左右対称になるように、ゆがみが出ないように編地を整えたら、蒸気を当てます。アイロンの温度は羊毛に合わせて、高くなりすぎないように注意。たっぷり蒸気を出してまんべんなく行き渡るようにします。アイロンは割とぎりぎりまで寄せますが、編み地には付けません。全体にあてたら、完全に冷めるまで、そのままにします。
できあがり
リフ編みがふっくら仕上がりました。
肩にかけても暖かく、前にもってきて端を首の後ろで結んでもいい感じ
手持ちのワイヤーは販売終了しているようですが、こちらも同様の商品です。
使ってみると便利ですよ、ピンもセットになっています。
ワイヤーを止めるピンはこちらもおすすめ。
カテゴリー:編み物あれこれ