Knit BRANCHの編み物ブログ

BRANCHは枝のこと。木が枝を伸ばしていくよう、編み物の楽しさが広がりますように…

ドイツ式で編む引返し編みについてまとめました。いわゆるGerman Short Rows/GSR。とにかくシンプル!

 

こんにちは、Knit BRANCHです。

今回は、ドイツ式で編む引返し編みについてまとめます。

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引返し編みはいろいろありますが、その中にドイツ式と呼ばれる方法があります。いわゆるジャーマン・ショート・ロウです。

 

 

ドイツ式で編む引返し編み

はじめに 

引返し編みとは・・・
まっすぐ編んでいた編み地に傾斜をつけたいときに使います。編地の途中で引返すことを何回か繰り返すことにより、編み地を斜めに編むことができます。ただし、引返したところには段差ができてしまうため、段消しと呼ばれる操作を最後にします。段消しの際には、穴が開かないようにするため様々な方法がとられ、今回の方法もその一つになります。

引返すときは

  1. 引返し地点まで編む
  2. 編み地を裏返す
  3. 糸を編み地の手前にしてかけ目をする
  4. 糸を編み地の向こう側にして1目めをすべり目する
  5. 続きを編んでいく

表も裏も、同じ手順で引返し編みをします。糸の角度を利用して、かけ目が大きくならない工夫がされているようです。糸を右手にかけるアメリカ式の場合は、針の角度で調整することになるのかなと思います。

段消しする時は

すべり目の1つ手前まで編んできたら、すべり目とかけ目を左上2目一度編みます。
ここでも、手順は表裏同じです。

表も裏も左上2目一度で編めばいいというところがポイントですね。これが右上2目一度ですと、目を入れ替えたりという操作が必要になってしまうのですが、そうしなくてもきれいに編めるということがすごいですね。

文章にまとめてしまえば、こんな感じです。シンプルですよね。特徴的な部分は太字にしています。ほかの引返し編みと比較する時には、その部分に特に注目してくださいね。

 

 

この編み方のいいところは、表も裏も手順が同じであること。すごいですよね。引返したいところで直感的に引返し編みができるんです。

段消しももちろん表裏同じ手順です。かけ目とすべり目を利用して引返し編みをしますが、糸がゆるまない工夫(かけ目が大きくならない工夫というのかな?)がされているので、かけ目とすべり目を利用する一般的な方法より引返し編みをした部分が目立ちません。

肩の引返し編みや編み地の途中に入れる引返し編みでは、すき間なくきれいに仕上がります。靴下のかかとなど、編み残す引返し編みと編み進む引返し編みが続くところでは、段消しする段が並ぶので、そこのすき間が気になります。それもほんの少し。あいだに1段入れてもいいし、その小さなすき間も模様のように扱ってもいいくらいです。

段消しのときの編み方にも特徴があります。かけ目を次の目との架け橋のような感覚で編んできた私にとっては、少し混乱する内容でした。ただ、手順にそって編んでいけば、きれいに仕上がるから不思議です。おもしろい! 英文パターンのように文章に沿ってどんどん編んでいく方法なら、この混乱はありませんし、言葉で伝えるなら、もっとも簡単な引返し編みの方法だと思います。

引返し編みを色々試すきっかけとなったのが、こちらです。
ドイツ式引き返し編みを利用した方法でも編んでいます。 

www.amimono-seikatsu.com

 

ドイツ式で編む引返し編みの紹介でした。
編み物するときの参考にしてください。