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ゴム編の目数の決め方。すそやそで口、前立てのゴム編みは細い針で多めに編んでいます。

 

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こんにちは、Knit BRANCHです。

ベストやセーターを編んでいると必要になるゴム編み。カーディガンでは、前立てにも使います。えりや前立てなど、目立つ部分なので、きれいに仕上げたいところですね。

今回は、そのゴム編の目数の決め方についてまとめます。

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ゴム編の目数を決める手順について

ゴム編のゲージをとる

身頃部分がゴム編ではない場合、ゴム編のゲージが必要になります。まずは試し編みをして、ゴム編のゲージを取りましょう。

ゴム編は伸縮性があり、どの状態ではかったらよいのか迷うかもしれません。

1目ゴム編でも2目ゴム編でも、少し伸ばしたところ、おおよそ表が2に対し裏が1くらいのところがきれいだなと思っています。迷ったら、縮んだ状態としっかり伸ばした状態を両方はかり、その中間にします。

変則的な目数のゴム編では、伸ばしたり戻したりしながら、見てきれいだなと思うところで目数を数えます。

寸法から目数を計算する

ゴム編をつけたい部分の長さをはかり、その寸法から目数を計算しています。

例えば、10㎝ゲージが24目だとして、前立てが45㎝分なら24×4.5で108目となります。

その後、輪で編むようなところでは、1目ゴム編なら2の倍数、2目ゴム編なら4の倍数になるよう調整します。

また、前立てなどは両端の表目の数により、拾う目数を決めていきます。

例えば、1目ゴム編では両端を表表となるようにするので奇数目拾い、2目ゴム編では、両端を表3目とするので、4の倍数になるように拾います。

デザインにより拾う目数は変わってきますから、そこは臨機応変に決めています。

本体部分から拾いながら編む

拾う目数が決まったら、左右均等になるように拾いながら1段目を編みます。

1段目は、すべて表目で拾っています。

きれいに編むためのコツ

身頃とゴム編では針を変える

例えば身頃がメリヤス編み、袖口はゴム編という場合には、同じ号数の針では、ゴム編の目が大きくなってしまいます。そのため、通常1号、針を細くして少し目数調整をするという場合が多いように思います。

ですが、さらに細くした方が、目の大きさのバランスが良くなります。

例えば、身頃が4号ならゴム編は2号、10号の太い針で編んでいるなら、おもいきってゴム編は6号で編んでみるという具合です。

身頃を編んでいる針の太さより2-4号細くしてみると、ゴム編だけが目立つということはなくなり、きれいに仕上がります。

もちろん細い針を使用するということは、拾う目数も多くなりますから、ゲージを必ず編み、計算をしっかりしてから拾います。

1段目の拾い目について

1段目を編むときは、拾いながら編むため、目がゆるみがち。太い針で編んでいるときは特にそう感じます。

ゆるさが気になる場合には、1段目のみさらに1号細い針を使用して編むと、スッキリと仕上がりますよ。

まとめ 

ゴム編を始めるときには、まずゲージをとりましょう。

身頃より細い針で編み、より多くの目を拾った方がきれいに仕上がります。

1段目の拾い目はゆるみがちなので、気をつけましょうね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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