こんにちは、Knit BRANCHです
相変わらずソックヤーンにはまっています。靴下を編むって、楽しいですね。
その中でも、6plyがいい!
仙台は徐々に寒くなってきているから、靴下の上にもう1枚履きたい季節。これは重ね履きするのにもってこいなのです。
当然、目数も少ないからいつものほっそーいソックヤーンに比べたらスイスイです。目数とか編み方とか、この熱が冷めないうちにまとめておきます。
今回はつま先から編み、かかとは引返し編みを使う方法です。
つま先からの方が柄合わせもしやすいし、糸をぜーんぶ使い切りたいときにもつま先から編む方法はおすすめです。
編み方
つま先のところ
Judy's Magic Cast Onで始めています。
judy magic cast on - Google 検索で動画が見つかります。
片側12目(1周24目)から始め、1段おきに左右1目ずつ、合計4目ずつ増やします。
片側26目(1周52目)まで増やせたら、増減なしでぐるぐる編み進みます
つま先からかかとまで
足の底の部分の長さは、いつも履いている靴下を参考に決めています
いつも履いている靴下と編んでいる途中の靴下を重ねて、かかとのカーブが始まるところまでと同じ長さ分を編みます
※市販の靴下は引返し編みの方法で編まれていることがほとんどなので、今回のようにかかとを引返し編みで編む場合は、それでだいたいちょうどよく仕上がります
かかとのところ
まずは編み残す引返し編みで1目ごと7回分引返し編みをして、その後段消しをします。
次に編み進む引返し編みで7回分引返し編みをしますが、最後のところは端まで進んだら甲側にそのまま進み、反対側の段消しは次の段でするようになります。
引返し編みの方法は、私はドイツ式でしています。
かかとの終わりから完成まで
再び筒状に好きな長さまで編んだらできあがり。
最後の止めは伏せ止めなどお好みで。
ねじりゴム編みなら針の号数を変えなくてゴム編みが楽しめます 。
最近のお気に入りは巻き止めです。ゴム編み止めより伸縮性があり、しかも分かりやすい。お試しください。
4plyで編むときは
ちなみに、4plyで編むなら、最初のスタートが14目×2、その後1周60目まで増やし、かかとの引返し編みを8~10回にすると同じように編めます。
調整の仕方
つま先のとんがり具合は、はじめの目数で調整できます。
目数が少ないところからスタートすれば、先は細くなります。見た目は細く見えても、履くとだぶつきがなくなりちょうど良かったりします。足先の形によりますから、調整するとよりいっそうぴったりとした靴下になります。
つま先の伸縮具合は、増やし方によって決まります。
2段ごとに増やすのは変わりありませんが、私はきゅうくつな靴下は苦手なので、2段のうち1段目でかけ目をして増やしておき、2段目でそのかけ目をねじり目にして編んでいます。増やす段と増やさない段も分かりやすく、好きな方法です。
ねじり目を使わず右増し目と左増し目で増やす方法もあります。
糸がゆるまない方が好きな方は、かけ目を使わず通常のねじり増し目をすると引き締まったつま先になると思います。
かかとの角度は、変えられます。
引返し編みの回数を変えたり、何目ごとにするかなどによってかかとの角度は変わります。引返し編みの回数が増えればそれだけ角度がつけられます。
また、例えば同じ6回でも、1目ずつ続けて6回なのか、2目のところを挟むのかによって見た目が変わってきます。細かなこだわりですね。2目ごとの引返しにすると引返したところがぐっと目立たなくなりますが、すべてをそうしてしまうと角度が足りないように思います。
編み方が分かってくるといろいろ調整したくなりますね。
ボックス型のかかともありますが、6plyは糸が太いので引返し編みの方がすっきりとして履きやすいかなと思います。
できあがり
実は片方は糸印を使った引返し編み、もう片方はドイツ式の引返し編みなんです。
柄もそろえてみました。まず片方を編みはじめ、もうすぐつま先と同じ色がでそうだなというところを見計らって片方をおしまいにしました。正確にはその少し手前でねじりゴム編みを編み始めています。
このくらいの丈でちょうど柄をそろえられるなんて、さすがソックヤーンですね。6plyを150g購入した場合はもうひと模様分伸ばして婦人用ハイソックスも編めますよ。
6plyのソックヤーンは編みやすいよー
重ね履き用に、まずは1足いかがですか?
靴下を編むときはマジックループで編んでいます
靴下用の糸を買うなら・・・
個性的な靴下を編むなら・・・
最後までご覧いただきありがとうございました。