画像引用:Amazon
こんにちは、Knit BRANCHです。
「パターンが楽しいニットのふだん着」よりベストを編みました。
ちょっと苦手なコットン糸でしたが、2本引きそろえることにより編みやすくなり、サクサクと編み進めることができました。今の季節にピッタリ!
今回は木のハンドメイドのボタンをつけてよりナチュラルな雰囲気に仕上げました。そのボタン付けのところを今回はまとめます。
着心地もとっても良くて、これからたくさん着たいニットに仕上がりました。
デザインはmichiyoさん。本の作品ページのコメントを引用紹介すると
細長いマフラーを2枚編んで、背中心をくっつけた構造のベスト。編地の変り目以外は増減がないので、さくさく簡単に編めます。
確かに難しいテクニックはなく、簡単で編みやすい。それなのに着用したときのなじみがいいから手編みが楽しくなっちゃう作品だなと思いました。
編み方の簡単さも着心地もどちらも大事ですよね。
ボタン付けのところ
ボタン選び
▲以前購入していたボタンから似合う色を選びます。今回はボタンが5つ必要なので、候補は3種類。ヤマザクラ、エンジュ、ケヤキです。
▲まずはヤマザクラ。大好きな木です。少し濃いめの茶色、肌がとってもきれいなサクラです。
▲こちらはエンジュ。小さくても木目がしっかり分かります。いい色だけど、ちょっと小さいかな。
▲こちらはケヤキを置いてみたところ。ケヤキのみ丸く大きさを揃えて作っていただいています。似合うけれど、ちょっと固い感じになりそう。
▲そして結局ヤマザクラ。置いてみました。形も大きさもランダム。こちらに決定です。
ボタン付けをして、ループ状に編んだボタンホールを止めるとこんな風になりました。
できあがり
▲正面から見るとこんな形のベストです。本の通りに編むと、ここにポケットが付きます。
▲後はこんな感じ。中心のとじる部分の長さを微調整すると、肩の部分がちょうどよくおさまります。
工夫したところ
▲ループ状のボタンホールって、糸始末大変ですよね。今回は思い切って5つのループをつなげて編んでしまいました。次のループに進むところは本体に引抜き編みしています。補強にもなるし、あまり目立たないし、これは楽ちんだなと思いました。
▲もう一つ、わきをとじるところ。
前も後ろも続けて編んでいるから、写真の矢印のように編地の向きが違います。すくう時に目の向きが逆になってしまうんですね。
なので、片方は1目内側を、もう片方は半目内側をすくってとじると、とじやすかったです。
とっても編みやすいベストでした。これからウェアに挑戦しようかなという方にピッタリだと思います。
本に掲載のフラックスSは廃盤なので、フラックスK col.206で代用して編みました。
最後までご覧いただきありがとうございました。