こんにちは、Knit BRANCHです。
ビーズを編みこんでがま口を編んだり、アームウォーマーにビーズを編みこんだり、毛糸でもレース糸でもビーズが入るとまた編み物の幅が広がりますね。
そんな時にまず必要なのが、糸にビーズを通す作業。
その手順をまとめておきます。
使用した道具
▲昔買ったビーズ針セット。細い針と糸通しがセットになっています。当時の価格で定価100円のところ90円。消費税はなかったころ…たぶん。
▲右から40番のレース糸、丸小ビーズ、糸通し、ビーズ針
手順
まずは針に細い糸を通すところ
▲まずはビーズ針に糸通しを通します。
▲ミシン糸のように丈夫で細い糸を用意します。今回は30センチ、もう少し長めの方がやりやすい
▲細い糸は半分に折り曲げ、輪の方を糸通しの輪に入れます。
▲通すとこの状態。糸通しの輪に2本通っています。
▲糸通しを赤矢印のように引き、細い糸を針の穴に通します。この時針の穴に4本通すことになり少し通しづらいですが、針の穴は縦方向に長く開いているので、その形につぶすイメージですると何とか通ります。
▲糸通しの役目は終わり、針に細い糸が通りました。
レース糸とのドッキング
▲先ほどの細い糸の輪に、今度は実際にビーズを通したい糸を通します。この時は糸先を1本通し、折り返すような感じです。
▲置いてみるとこんな風になります。
▲ビーズを通すときは針穴のところで細い糸を折り曲げて使います。この時に糸が短いと抜けやすくなってしまうため、少し長い方がやりやすいと思いました。
ビーズの通し方
▲ビーズを用意します。ビーズ専用のマットはないので、ハンドタオルの上に出しています。
▲人差し指と中指ではさむようにビーズを集めて
▲そのビーズの中に針を差し込みます。特に穴をねらう必要はありません。矢印のように少し上斜めに向かって針を進めると、うまくいく角度が見つかります。
▲ある程度ビーズが通ったら、
▲ぎゅーとしごいて、細い糸、レース糸の順にビーズを進めます。
▲糸の長さが十分長いときは、赤の四角で囲んだつなぎ目の部分に他の糸が重ならないようにするとよりスムーズです。
▲必要量を通したら、レース糸を細い糸からはずします。使用する時までビーズが抜けないように糸先に輪を作っておきました。
今回ビーズに光が反射してしまったので、色を加工してみました。カラーでは情報が多すぎてかえって分かりづらいようなときに、こうしてみるのもいいかなと新たな発見でした。
ここまできて、便利な道具のお話。
私が持っているビーズ針は何年いや何十年も前のものですが、つい最近まではこの方法でビーズを通していたような気がします。
それが今ではこんな商品があるんですね▼
画像引用:Amazon
こんな形の針なのですが、特徴は
- 糸通しが必要ないひし形の針穴
- 針先には返しが付いていてとらえたビーズが抜ける心配はなし
- 針にギザギザが付いているからビーズが針先まで落ちない(これは憶測)
という感じで、これ1本で十分なんですねという商品でした。
しかし2本入りで税込み880円。
うーん微妙に高くないですか?
でも糸に通してあるビーズは高いし、バラの方がサイズも色も豊富。バラビーズが便利に使えるなら買い替えもありなのかな?
結局、今持っている針がだめになったら次はこれを買いたいなとは思っています。
今使用しているのと同タイプの商品はこちらです▼
最後までご覧いただきありがとうございました。