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「編物検定」実技のとじつけ方 試験問題を編んだあとの仕上げのところ

 

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こんにちは、KnitBRANCHです。

今回は、実技試験の際に必要な「とじつけ」についてまとめます。

編物検定の際には、どの級においても実技試験があります。その際編みあがったものをそのまま提出するのではなく、画用紙にとじつけて提出します。

そのとじつけが、意外と迷うところ。

何にとじつけるの?

何でとじつけるの?

ほかの方はどうしているんだろう?

と思ってもキョロキョロはできないし、試験が終わればあっという間に回収されてしまいます。

時間がぎりぎりならば仕方なく角を4か所くらい止める程度ですが、時間が十分に残っていたらせっかくだからきれいに仕上げたいですね。

今回の方法はさまざまな方法のひとつだと思いますが、簡単できれいに仕上がると好評です。すべてを写真と言葉で伝えるのは限界があるとは思いますが、参考になれば幸いです。

 

今年も編検シーズンがやってきました。

p(´▽`)qファイトォ~♪

 

道具

  • 縫い針または細めのとじ針
  • 縫い糸
  • 待ち針(穴あけ用)
  • 下に敷くマット
  • 筆記用具

とじつけ方

縫う前の準備

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▲実技試験ではとじつけ用に画用紙が配布されます。大きさは年度によって異なりますが、A5くらいかな。5級はもう少し小さめだったかも。注:持ち込みはできません

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▲中央あたりに編みあがったものを置きます。

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▲おおよそで大丈夫ですので、角に印をつけます。

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▲できあがった形にもよりますが、今回は矢印のところに印をつけました。

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▲先ほど付けたしるしに近いところを通る直線を引きます。紙に対してゆがまないように調整します。

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▲下にマットを敷きます。こちらは穴をあけやすくするためなのでスポンジなどで代用できます。

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▲待ち針で穴を開けます。まずは角のところ。

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▲棒針編みは均等になるように開けますが、かぎ針編みは段の根元のあたりに開けるのもおすすめです。

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▲1周開けました。

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▲縫い付け前の準備完了です。

縫うところ

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▲あらかじめ針に糸を通しておき、玉結びを大きめに作ります。

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▲はじめは画用紙の裏側から針を通します。

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▲表に出しました。右利きの方は左下から始めると作業しやすいです。

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▲編地の一部をすくい、

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▲同じ穴にもう一度さします。

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▲続いて隣の穴から針を出し、

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▲同様に進めます。

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▲作り目のところがとじつけられました。

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▲裏から見るとこんな風になっています。

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▲同様に進め、1周回ってきました。

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▲最初のところをもう一度止めておしまいです。

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▲裏でゆるまないように止め、余分な糸は切ります。

できあがり

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▲表から見たところ

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▲裏から見たところです。

ポイント

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▲編地を無理にのばしてとじつけると、画用紙が引っ張られ写真のように反ってしまいます。無理なく整えましょう。

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▲ピコットなどあるときは、別の糸で止めてもきれいです。

 

級が上がるとましかくではなく、形も複雑になります。少しでも見栄えよくとじつけできるといいですねヽ(´▽`)/ 

 

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最後までご覧いただきありがとうございました。