こんにちは、Knit BRANCHです。
毎日寒いですね。今年は雪も多く、晴れたかと思うと放射冷却でぐっと冷え込んだり、なかなか厳しい冬です。
歩いて出かけるときは手編みのミトンをつけるのですが、1枚だとちょっと物足りない。風がどうしても抜けてしまって、暖かいような冷たいような・・・中にフリースでもつけようかなと思ったりして。
今年編んだミトンがこれまた少し大きくできあがってしまい、どうしようかと思っていた時、まずはそれはほどかずに置いておき、ちょうどいいサイズにもう1枚編むことにしました。
後に編んだ1枚でも十分使えるのですが、その両方を重ねてつけてみたら、とっても暖かい。
1+1で2倍の暖かさ、たぶんそれ以上です。
今回編んだのはこちら▼
編み図
嶋田俊之さんの「手編みのてぶくろ」基本のミトンの4を参考に、目数は調整しています。
使用針
20㎝棒針4本
外側のミトン:メリヤス編み6号、ゴム編み5号
内側のミトン:メリヤス編み5号、ゴム編み3号
使用糸
手紡ぎ糸(2-2.3番手くらい)
外側は片手で20g
内側は片手で27g
外側はふんわりとした仕上がり、内側は少し詰まった感じに仕上がりました。
もう少し詳しく
▲外側のミトンです。徐々に色が変わっていく手紡ぎ糸。左右の色合いは何となく揃えましたが、あとから編んだ親指部分の色が少し浮いてしまいました。
▲左右差のないデザインなので、同じものを2枚編めばOK。仕上がりによって気に入った方を外側にしたり、いっそのこと右左を決めずに使うことができるデザインです。
▲こちらは内側のミトン。ラグランセーターを編んだ残りの糸を活用しています。
▲2枚重ねた状態がこちら。手首のゴム編み部分は内側が少し短くなるようにして、厚くなり過ぎないようにしています。
▲二つのミトンを並べてみました。あまり大きな差はないのですが、
▲重ねるとこのくらい違いがあります。
▲私サイズはこれくらい。1号、針を小さくするとおおよそ5%小さくなります。私は先に6号で編んで少し大きかったので1号細くしてもう1枚編みました。
まずは1つ編んでみてちょうどよければ、2枚目を1号太くするということもできると思います。
内側と外側の差が大きいと中でずれてゴロゴロしますから、わずかに違うくらいがちょうどいいと思います。
この中がゴロゴロして落ち着かないことを仙台では、「いずい」というらしいけど、使い方合ってるかな?
「手編みのてぶくろ」にはもっと凝った手袋がたくさん載っています。編み込みの手袋も暖かそうだし、斜めに編み進むミトンも気になります。
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