こんにちは、Knit BRANCHです。
フェアアイルのベストを編み始めます。
糸は購入できたので、考えていた模様の配色を決めることにしました。
糸の購入についてはこちら▼
模様は模様集から選び、色は好きな色を組み合わせてある程度は決めていました。
参考にした模様集はこちら▼
こちらの本は模様が豊富に載っています。
小さな模様も含め様々な色で編んだものの写真集です。
試したい模様がいくつか決まったらカラーコピーして並べてみるとすぐにできあがりがイメージできますし、模様のみを使用する場合には白黒のドット模様の編み図が利用できるようになっています。
今回私はアプリを利用して配色を決めたかったので、白黒のドット模様を利用し、色の組み合わせはすべてのページを眺めながら決定しました。
デザインの決定まで
模様を決める
先ほどの模様集から選びました。大きな柄と小さな柄の組み合わせです。
アプリに模様を入力
フェアアイルにも以前から模様編みを決めるときに使用しているアプリを活用しました。
こちらです▼
(タブレット画面よりスクリーンショット)
クロスステッチなど刺しゅうをしたり、編み図を考えたりという時に使用できるアプリです。しっかりと使いこなせているかは微妙ですが、模様を決めた後に色を変更することが簡単なので気に入って使っています。
刺しゅうをする場合には、各メーカーさんの色番号に変換できるようなのでさらに便利なんでしょうね。
ジェイミソンズの色から選ぶということができるよう、色を登録したらいいのかな?
▲App Storeに載っている紹介画面はこんな感じです。こちらは有料アプリです。
仮の色を入れてみる
模様を配置したら、仕上がりを想像しながら色を入れてみます。
色の調整
好きな色ばかり入れていると、全体で見たときにぼんやりしてしまいます。
サシ色になる色を入れたり、濃淡をはっきりさせたり、こんな時にアプリが役立ちます。
大きく印刷してみる
大きめに印刷してみます。
1ますのサイズはある程度選べるようになっています。
大きいと思っていた柄がそうでもなかったりすることもあります。小さい画面では思わぬ間違いがあったりします。中心がずれていては後からがっかりですから。
今回は1ますを2.5㎜、A4サイズの紙6枚分に分けて印刷しました。
こういったこともアプリの中でできます。
印刷したものがこちら▼
大きい方が訂正前、まだ貼り付けていないものが訂正後です。
使用する糸の決定
予定した糸を並べてみる
まずは糸を購入する際に予定していた糸を並べます。
例えば大きな柄1つめの配色はこちら▼
左側①の方で模様を作り、②の方を背景に、そして③をサシ色に使用します。
大きな柄2つ目はこちら▼
▲同じ柄ですが、色を変えるタイミングを変えることにより2種類の模様を作る予定です。先ほどと同じように①で作る模様の部分と②で作る模様の部分、そしてサシ色はこちらは2色です。
小さな柄はこちらです▼
▲縁編みなどに使用するナチュラルな色(写真では右下)を背景に模様を編み込みます。
明度の確認
実際の色を見て決めた配色ですが、フェアアイルで大切なのは明度という項目を思い出しました。
彩度を消して、確認してみます。
今は写真が簡単に加工できるから便利ですね。
確認してみると、1つ目の大きな柄が気になる結果に
▲左側2玉と右側2玉で模様を作るのですが、思いのほか明度が似ています。そのため同じ青系の色ですが、右から2番目のものを少し明度の明るいものに変更しました。
結果はこちら▼
先ほどより明度差が多きくなったと思います。
模様をくっきり出すかどうかは好みですが、今回はしっかり模様を出して少しでも編みやすくしたかったので、明度の確認は重要でした。変更できるよう糸をいくつか多めに購入していたのもよかったです。
最終決定
▲色々迷った結果、今回はこの配色で編んでみます。
青に茶色にグリーン、結局いつも選んでいる色です。手持ちの洋服にもなじんでくれるかなと期待しています。サシ色を入れるのは私にとっては勇気がいること。どんな風に仕上がるのかとっても楽しみです。
アプリの色の変更
色が決まったので、その色に寄せるようにアプリの色を変更します。
変更前▼
変更後▼
少し雰囲気が変わって、温かみが出たように思います。
ゲージの確認へ続く
模様、糸、それぞれ決まりましたので、ゲージを確認するためにスワッチを編みます。スティークも入れて、ドキドキのカットも試したいと思います。
残りの糸たち
今回はあれもこれもと多めに購入しました。
残りの糸はこちら▼
どれもきれいな色ですね。
今回のフェアアイルニッティング
参考にしているのはこの2冊です▼
最後までご覧いただきありがとうございました。