こんにちは、Knit BRANCHです。
少しずつ進めてきたフェアアイルのベスト。
身頃部分の脇まで進み、いよいよ、スティークを編むところまできました。
スティークとは切り代のこと。
このスティークのおかげで、この後も表だけを見ながらぐるぐる編み進めることができます。
スティークを編む
準備
ここから先はそでぐりになるところです。わき下のまちになるところは休み目にしておき、別の糸をつけてスティーク用の目を新たに作ります。
▲わきの休み目は目数が少ないので、マーカーに取りました。糸を通して休めておいてももちろん大丈夫。オレンジ色のマーカーのところが編み始め、一周編んで緑のマーカーのところがその段の最後のところです。
▲反対側の右のそでぐりになるところも、目数を確認してマーカーをつけました。
左のそでぐりのはじめのところ
▲休む目は左の針からはずします。このあとは白矢印のように進みます。
▲編み始めはまずは右の針に巻き目で新しい目を作ります。その段で編む色を使い、色は交互に7目作っています。
▲少し編むとこんな風になります。
右のそでぐりのところ
▲前身頃分を編んで、右のそでぐりのところまで進みました。7目作るのははじめと同じです。
▲続いてもう7目作ります。同じようにもう7目作るので、中央は同じ色が並びます。
▲こちらは14目作りました。しばらく進むとこんな感じです。
左のそでぐりの最後のところ
▲後身頃を編み、再び左のそでぐりに戻ってきました。
▲休み目にするところをはずし、7目作ります。こちらも合計14目作りました。
巻き目の次の段
次の段は増やしたり減らしたりせず、模様に合わせて編みます。
3段目以降
▲巻き目をして、その次の段も編み、3段目を編み始めたところです(6目編みました。)
▲スティークの7目めを編むときに、右上2目一度をします。この操作で身頃の目を1目減らすことができます。
▲こちらが2目一度で編んだところ。これで3段目のスティーク分の7目を編みました。
▲すこし進んだところがこちら。赤矢印のところで目が減っているのが分かります。
▲何段か編みました。写真は右のそでぐりのところです。2目一度の方法が左右対称になっています。スティークのような模様は目が引き締まりやすいので、他より目が詰まっています。
▲赤矢印のところがあとから切り開くところです。ジョキジョキ切っちゃうところ、楽しみですね~(*´∀`)♪
気を付けるポイント
- 目を作るときの巻き目は伸びやすいので気を付けて
- 糸かえの位置はスティークの中央
- 1色で編むときにはスティークも1色で
- 1色で編んでいても減らし目は忘れないように
しばらく編み進めると
▲スティークの部分です。このくらい目が詰まっていたらカットしても大丈夫かな?
輪針が長いと感じたら
▲減らし目を続けていると1周分の目数が少なくなり、輪針が長く感じるようになります。そんな時は・・・
▲反対側辺りでループを引っ張り出します。もちろん輪針の長さを変えてもいいのですが、80㎝の輪針ですべてを済ませるなら、こんな方法で。
▲目数が減ってきて、1周進むのが早くなってきました。もう少し進んだら、えりぐりにもスティークを編みます。
こちらの本を見て編んでいます▼
最後までご覧いただきありがとうございました。