こんにちは、Knit BRANCHです。
今月はかぎ針編みでバッグを編んでいます。2色の編み込み模様が入っているダルマさんのキット。とってもすっきりした模様が入っています。
いよいよ模様の編み込みに入りました。
今回購入したダルマさんのキット。編み図はあれど、編み込みの編み方は載っていません でした(T_T) 添わせて巻き込んで編むだけでいいんだけれど、やはりちょっとしたコツがあったのでまとめます。
かぎ針で編む「編み込み模様」の編み方
かぎ針で編む編み込み模様とは、棒針の編み込みと同様、段の途中で色変えをしながら編む方法。今回は2色で編み込み模様を作っています。模様については編み図に載っているのそれに沿って編んでいます。
編み込み模様とは?
▲こんな風に茶色で編んだりベージュ色で編んだりしています。
▲ベージュで編むときは茶色はそわせる(はさみ込む)だけです。茶色で編みたいときは逆になります。
▲裏から見るとこんな感じ。棒針で編む編み込みとは異なり、裏側に横にわたる糸はありません。裏面も同じような模様ができていたらOK !
編み方
▲ここではベージュ色で編みたいので、糸のポジションはこんな感じ。①の糸がこれから編む糸、②の糸が添える糸です。
▲添える糸は編地と一緒に押さえます。
▲細編みを編むために糸を引き出してきたところ。編む糸(ベージュ色)の上に添える糸(茶色)が乗っています。このままかぎ針で糸をかけて2本一緒に抜いてくると、ベージュ色で一目編んだことになります。
色を変えたいときは
▲「ここまではベージュ色で編んできたけど、この次の目は茶色で編みたい」というところです。色を変えたいときは、先ほどと同じように糸を引き出してきた後、左手に持つ糸を手前に回して上下を入れ替えます。編んでいた糸を手前に、添えていた糸は奥に押し出す方向にねじります。
▲糸を入れ替えたところ
▲続いて針に糸をかけ
▲引き出してくると、次に編みたい色に入れ替わり、今度は茶色の糸が針にかかります。
色を変えたいときは、一つ前の目を編むときにこの操作をしよう!
▲糸をねじるように入れ替えると裏側もすっきり仕上がります。
ねじらないとどうなるの?
▲糸をねじらずそのまま編む糸を入れ替えると、裏側の形は崩れ、全体的にゆるんだ仕上がりになります。
糸がからまってきた
2色の糸をねじりながら編むので、どうしても糸がねじれてしまいます。いつも同じ方向にねじるからこれは仕方がない。時々逆方向に編地を回して、ねじれをほどきながら編みましょう。
▲糸を回してからまりをほどくなら、このように2色をまとめて持ち
▲矢印の方向に回します。ねじれがほどけたら、そのままちょっと多めに回しておくといいですよ。
編地を回す場合は、ほどけないように洗濯ばさみなどで止めておき、つるした状態で回すとぐるぐる回せます。
まとめ
①編まない糸は編地に添えます
②色を変えるときは1目手前の最後で
③糸のねじれは仕方がない。ぐるぐる回してほどきましょう
ポイント
▲2色の糸をねじって入れ替えたら、そのねじり部分が根元に来るよう引き締めます。添わせてきた糸のたるみもこれで伸ばせますよ
かぎ針編みの編み込み模様は、色が変わるたびに糸をねじるからスイスイとは編めません。編んでいる色の一歩先を読む必要があり、なかなか慣れず大変です(~_~;)
簡単、単純メニューと同時進行にしようかなぁ・・・
編んでいるバッグはこちらのデザインです▼
最後までご覧いただきありがとうございました。