こんにちは、Knit BRANCHです。
今の季節は毎年恒例、毛糸の染色。
今まで酸性染料を使用して染めてきましたが、少し大きめの鍋も手に入り、いろいろやってみたいことが出てきているところです。
今回は紅茶を使用した毛糸染め。
濃いめを狙っていきたいなと思っていますが、最後まで分からないのが染色のおもしろいところです(*´∀`)♪
今回染めたのはこちら▼
用意した材料
- 毛糸
- 紅茶パック
- みょうばん
使用した道具
- 鍋20Lサイズ
- 結束バンド(耐熱タイプ)
- たらい
- ゴム手袋(耐熱タイプ)
使用糸
ウール(コリデール)100% 5かせ 合計500g
染色方法
▲みょうばんと紅茶のパックです。紅茶はパックに入っているものです。みょうばんの代わりに塩でも染められるようですが、手元にあったみょうばんを使用しました。
▲紅茶パックです。個別包装ではなく、こちらはアルミパック1袋に50パックまとめて入っているので、何気に便利。100gにつき10パック以上は必要です。
▲みょうばんは毛糸100gにつき小さじ2杯
▲みょうばんを計量します。
▲毛糸はいつものようにぬるま湯につけ、空気を抜き十分に水分を含ませます。
▲お水を沸騰させ、紅茶パックを煮出します。その後取り出しますが、その時耐熱の手袋があると、ぎゅっと絞ることができます。
▲浸した毛糸は軽く水分を取ります。フエルト化を防ぐため、しぼるという動作はなるべくしない方がいいみたい。
▲できあがった染色液です。少し冷ましています。
▲毛糸を浸しました。すぐに色づいて見えるけれど、染液から出すと水分と共に色は抜けてしまいます。このまま2時間置きます。途中、染液を動かして、ムラになるのを防ぎます。
▲染めている間に、みょうばん液を作ります。ステンレスのたらいを使用しています。熱いお湯に溶かすだけ。写真ではみょうばんの粉末が見えますが、この後しっかり混ぜています。
▲2時間以上経過。この後みょうばんの液につけるので、温度差がないように、冷めるまで待ちました。そして、引き上げます。毛糸は絞らなくても、水分は自然に抜けていくのでしばらく待ちます。
▲続いて、みょうばんを溶かしたたらいの中へ
▲矢印のところ、結構色が付いているのが分かります。これだけ抜けているんですね。
▲再び、染液の中へ。温度差によるフエルト化が心配なので、再沸騰はしていません。
▲時々液を動かしながら、漬けます。この後一晩、12時間ほど置きました。
▲再びみょうばん液の中へ。どうかな?前より濃くなってる?今ちょうどミルクティー色です。これ以上は染液をもっと濃くしないと難しそう。
▲すすぎます。沈めるように押すだけ。
▲おおよそ色が出なくなってきたら、たらいを傾けてしばらく流水すすぎ。さわらないからフエルト化の心配もなく、ここで余分な染料をしっかり流します。
▲脱水して干している途中。今回は毛糸がかたまってしまったところもなく、順調です。よかったヽ(*´∀`)
乾いたら、何編もう
参考にしたサイト
染め屋 貴久さんのサイトの草木染め
酸性染料ではいつもお世話になっています
三木染料店さん
http://www.mikisenryouten.co.jp/index.html