こんにちは、Knit BRANCHです。
今回は、目数の調整その2です。
前回の記事の続編です。
前記事はこちら
前回はちょうどいい具合にグループ分けできましたが、いつもそういう訳にはいきませんよね。
今回は、30目を38目に増やしたいときを例に説明していきます。
グループ分けの計算方法は順に
- 38-30=8なので、8目増やしたい
- もともとある30を8で割ると➡3あまり6
- あまった6をどこかのグループに入れないといけないので、3+1=4のグループを6コ作り、3のグループを2コ作る
- それぞれのグループの中の真ん中あたりで目を増やせば、合計8目増やすことができる
図で表すとこんな風です。
今回は30目から38目に増やしたい
もともとある30目を8で割ると…
あまった6はどこかのグループい入れないといけないので…
それぞれのグループの中で(例えば矢印のところで)増やせば、8目増やせます。
計算の仕方はいろいろあります。
グループ分けのいいところは、グループ内であれば端以外どこで増やしてもいいというところです。模様の都合などで、増やしたい位置が変わることもあります。そんな時も、この方法なら柔軟に対応できますよ。
ちなみに減らしたい場合は…
グループの中で2目一度をすると8目減らせます。
慣れないうちは、段数リングなどでグループ分けをしてから編み始めると分かりやすいです。目数が多いときほど、準備は大切ですよ。
一般的にはこの方法がよく載っていますね。いわゆる植木算です。
こちらももちろん均等に増やせますが、私はちょっと苦手です。
増やすところを図で表すとこうなります。
そで下線などは模様の影響をあまり受けないので、この方法で計算することもあります。
計算するのは面倒という方!ハマナカさんのアプリが便利ですよ。
ニット電卓
今回は、前回に引き続き目数を調整する方法の紹介でした。
編み物するときの参考になれば幸いです。