こんにちは、Knit BRANCHです。
今は、グラニースクエアのひざ掛けを編んでいます。
最近はソックヤーンの色のきれいさにひかれていて、このひざ掛けもソックヤーンとしてよく使われているOpalとSCHOPPELの糸で編んでいます。どちらも100g420m位、5/0号のかぎ針で編んでいます。
そこでふとした疑問。
1玉でどれくらい編めるのかな?
もうひと玉追加したら、サイズはどうなるかな?
と気になったので、計算しておくことにしました。
*今回詳しい計算式は、Aさんに相談しました。ありがとう助かりました。
グラニースクエア1玉で何段編める?
グラニースクエアはあいだに入るくさり編みの目数が人それぞれ。
私はかどが2目、他は1目です。
実際に編める段数は、普段ゲージが皆さん違うようにそれぞれの手によって変わりますから、どんな風に計算しているのというところだけ参考にしていただければと思っています。
模様の数え方は、長編み3目1セットを1模様とし、あいだのくさり編みは模様の数には入れていません。
1段目(赤い数字)4つの模様を編んでいます
2段目(青い数字)8個の模様を編んでいます
3段目(黒い数字)12個の模様を編んでいます
模様の数え方はこんな風です。
何段目で何模様編んでいるの?
例えば5段目は何模様編むことになるのかな?
そういう時にはこんな計算をします。
4つあったものが1段増えるごとに4ずつ増えるので
4+4×(5-1)=20 答え20模様
なので、n段目に編む模様数は
4+4×(n-1)で計算できることになります。
今回は正方形なので4nでもOKですね。
何段編むのに全部で何模様編めばいいの?
例えば、5段目まで編むとしたら全部で何模様になるの?という場合です。
そういう時には、こんな計算をします。
なので、n段目までに編む模様の数の合計は
こんな感じです。
これが分かると何ができるのかというと・・・
*少し面倒な計算なので、大きい文字だけ読んでいただくと分かりやすいかも
例えば1メートル四方のブランケットを編みたいなと思ったときは、あらかじめこんな計算ができることになります。
まず100g編んだものからゲージを出します。
中心からの長さは22.5㎝で28段だったので、ゲージで言うと10㎝で約12.5段です。
編みたいブラケットは中心から50㎝分なので、62段編むことになります。
62段のブランケットを編むためには、7812模様必要です。
今回1玉100gで28段編めました。
そして先ほどの計算式を使うと、100gで1624模様編めたことが分かります。
7812÷1624=4.8…なので5玉あれば編めるいうことになります。
*はじめの方に書いた「もう1玉追加したら」の計算は、ちょっと面倒でやっていません
最近はショッペルの糸が大好き。Opalのソックヤーンと同じように使えるし、色も目新しくて、きれいだなと思っています。
ショッペルはねこが目印の糸ですよー
2019/6/10追記
編んだものは2玉でこんな感じです


くるむと座布団カバーサイズ。最後の方は1段編めるか不安だったので少し早めに終わりにして、1辺約60㎝となりました。
グラニースクエアは単純な模様だけれど、ソックヤーンで編むと色がどんどん変わっていくから夢中になって編めますよ。まだやったことないなという方、ぜひ編んでみてくださいね。
それでは、また