こんにちは、Knit BRANCHです。
今は、グラニースクエアのひざ掛けを編んでいます。
最近はソックヤーンの色のきれいさにひかれていて、このひざ掛けもソックヤーンとしてよく使われているOpalとSCHOPPELの糸で編んでいます。
どちらも100g420m位の中細の糸。
かぎ針は5/0号を使用して編んでいます。
そこでふとした疑問。
1玉でどれくらい編めるのかな?
大きいブランケットを編みたいときに毛糸は何玉必要かな?
と気になったので、計算してみるにしました。
*今回詳しい計算式は、Aさんに相談しました。ありがとう助かりました。
グラニースクエア1玉で何段編めるかな?
▲グラニースクエアはあいだに入るくさり編みの目数が人それぞれ。
私はかどが2目、他は1目です。
実際に編める段数は、普段ゲージが皆さん違うようにそれぞれの手によって変わりますから、どんな風に計算したらいいのかというところを参考にしてください。
模様の数え方は、長編み3目1セットの部分を1模様として数えています。
1段に編む模様の数はいくつかな?
▲中心から順に1段に何個模様を編んでいるのか数えます
- 1段目(赤い数字)4つの模様を編んでいます
- 2段目(青い数字)8個の模様を編んでいます
- 3段目(黒い数字)12個の模様を編んでいます
もっと先に進んだらどうなるかな?
例えば5段目は何模様編むことになるでしょう?
➡➡➡
4つあったものが1段増えるごとに4ずつ増えるので
4+4×(5-1)=20
つまり20模様
ではn段目ではどうでしょう?
➡➡➡
n段目に編む模様の数は
4+4×(n-1)で計算できることになります。
今回は正方形なので4nとなります。
全部で何模様編めばいいのか考えよう
例えば、5段目まであるグラニースクエアを編むとしたら、1段目から5段目まで合わせて何模様編むのかな?という質問です。
そういう時には、こんな計算をします▼
なので、n段目までに編む模様の数の合計は▼
こんな感じです。
これが分かると何ができるのかというと・・・
*少し面倒な計算なので、大きい文字だけ読んでいただくと分かりやすいかも
例えば1メートル四方のブランケットを編みたいと思ったときは、あらかじめこんな計算ができることになります。
まず100g編んだものからゲージを出します。
中心からの長さは22.5㎝で28段だったので、ゲージで言うと10㎝で約12.5段です。
編みたいブラケットは中心から50㎝分なので、62段編むことになります。
62段のブランケットを編むためには、7812模様必要です。
今回1玉100gで28段編めました。
そして先ほどの計算式を使うと、100gで1624模様編めたことが分かります。
7812÷1624=4.8…なので5玉あれば編めるいうことになります。
※もちろんゲージを計算するためには10gほど編めば出せますから、はかりがあればより少ない毛糸の量でも計算はできます。
計算してみた感想
初めはどんどん段数が増えていくグラニースクエアですが、2玉目以降は1玉で編める段数は思いのほか少ないです。
1メートル四方のブランケットを編むのために5玉も必要とはびっくり。
毛糸買っても、あとから足りなーいってなるパターンですね。
この計算、役に立ちそう。
でも
今はいろいろ考えすぎて
頭の中がプシュー(  ̄3 ̄)~♪
最後までご覧いただきありがとうございました。