こんにちは、Knit BRANCHです。
少し前にブリオッシュ編みの練習方法をまとめました。
4回シリーズの第1回はこちらです▼
2色での両面イギリスゴム編みが編めるようになったら、次はやはり葉っぱ模様を編みたい。
そこで、今回は目を増やしたり、減らしたりするところの解説です。
紹介するのは4種類。
この4種類が編めるとブリオッシュ編みがさらにおもしろくなりますよ(*´∀`)♪
4種類とは・・・
- 表目1つを3つに増やす
- 2つの表目を右が上になるように1つに減らす
- 2つの表目を左が上になるように1つに減らす
- 表目3つを1つに減らす
ブリオッシュ編みは表目と裏目が交互に並びますから、表目の次に裏目が常にくっついていることは大前提とします。
表目1つを3つに増やす
ライトカラーの編み方
▲こんな風に1つの目から3つに増やすところで使う方法です。
▲左側から針を入れて表編みをします。もとになる1目はまだ左の針からはずしません。
▲かけ目を1つします
▲もう一度表編みとかけ目をします。
▲最後は表編みです。
▲つまり、表編み、かけ目、表編み、かけ目、表編みの5本分の色が針にかかります。
▲ここで元となる1目を左の針からはずします。
▲次の目はかけてすべります。
ダークカラーの編み方
増やしたところのダークカラーの編み方です。
▲増やしたところの前まで進んできました。
▲最初の目は表目になるところなのでかけてすべります。
▲次の目は裏編みします(ブリオッシュ編みは通常2本一緒に編みますが、ここはかけ目で増やしたところなので1本のみです)
▲次もかけてすべります。
▲かけてすべると裏編みを2回繰り返し、最後はかけてすべります。
▲次の目は2本一緒に裏編みです。
▲以上で1目を3目に増やすところが編めました。これを繰り返すことにより葉っぱはどんどん大きくなります。
2つの表目を右が上になるように1つに減らす
次は大きくなった葉っぱを減らしていくところです。
まずは右上2目一度のように、右側にある表目が上になるように重ねて編みます。
▲こういう部分に使うテクニックです。
▲上に重ねたい目の左側から針を入れ、右の針に移します。
▲次の裏目と下になる表目を一緒に編みます。
▲3本まとめて左側から針を入れ、表編みします。
▲はじめに移した目を先ほど編んだ目にかぶせます。
以上で2目あった表目が1目になりました。
2つの表目を左が上になるように1つに減らす
今度は左上2目一度のように左の目が上になるように重ねます。左上2目一度の編み方というよりは、左上3目一度の編み方のようなテクニックを使います。
▲こういう部分に使います。
▲白で囲んだ部分にかかっている5本を編みます。
▲まずは最初の目に左側から針を入れ、右の針に移します。
▲次の目は裏目ですが、ここではこの1本を表編みします。
▲右の針に移した目を今編んだ目にかぶせます。
▲その目を向きを変えないようにそのまま左の針に移します。
▲左側の表目も2本まとめてかぶせます。
▲左側の表目が上になるように重ねられました。そのまま向きを変えないように右の針に移して先に進みます。
表目3つを1つに減らす
葉っぱの先端部分に使います。できあがりは中上3目一度のように見えますが、中上5目一度の方法に似ています。
▲この部分をまとめます。
▲表目だけ見ると中上3目一度になるように編みます。
▲目に番号をつけました。1.3.5は表目、2.4は裏目です。
▲1の目を左から針を入れて2本まとめて右の針に移します。
▲次の2の目も左側から針を入れて、右の針に移します。
▲次の3の目が一番上になるように編みたいので
▲3の目はほどけないように針からはずして手前におきます。写真では洗たくばさみではさんでいますが、マーカーなどにとってもいいと思います。
▲次の4の目を表編みします。
▲編んだ目を左の針に向きが変わらないように移し、2番の目をかぶせます。
▲編んだ目を左の針に向きが変わらないように移し、5番の目を2本一緒にかぶせます。
▲さらにその目を右の針に向きが変わらないように移し
▲1番の目を2本一緒にかぶせます。
▲最後に中央にある3番の目です。
▲元あったように、2本一緒に前から針を入れて左の針にかけます。
▲編んだ目を左の針に向きを変えないように移し、3番の目をかぶせます。
表目だけ見ると、中上3目一度の形になりました。
表と裏
表裏どちらも模様があるブリオッシュ編みですが、目を増やしたり減らしたりすると、表と裏で模様が変わります。
表▼
裏▼
葉っぱ模様は薄い色の方がきれいに出るようです。ライトカラーで編んでいる方を表にして編みましょう。
いま編んでいるブリオッシュ編みはこの本の編み図を見て編んでいます▼
こちら本も間もなく発売。色合わせとか気になりますね▼
ブリオッシュ編みは引上げ編みを繰り返しているから、ふんわりして暖かい。今年の冬に向けて編んでみませんか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
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