Knit BRANCHの編み物ブログ

BRANCHは枝のこと。木が枝を伸ばしていくよう、編み物の楽しさが広がりますように…

 

[編物検定]毛糸2級に合格するために。3回に分けてまとめています。2回目は毛糸2級の実技理論。

こんにちは、Knit BRANCHのtomoです。

 

 



今回は編物検定毛糸2級の実技理論についてです。

2級理論の記事はこちら。今日はその続きです。

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今回も受検するにあたって勉強したことや、受検後の反省をふまえてまとめています。
実際に受検する際には、最新情報を下記協会にて確認してくださいね。

毛糸・レース編物技能検定試験運営、日本編物検定協会

 

編物検定2級に合格するために

 

2級の審査基準などについては、前回載せましたので省きます。試験時間も変わりありませんが、実際受検したとき、また過去問を振り返ってみると、試験内容において3級とは違う点があったので、書きとめておきます。通常、午前中の学科試験は、理論が30分、実技理論が60分となっています。

3級では・・・理論の30分の間に理論からの問題を、実技理論60分の間に、実技ページからの学科問題と、プルオーバーなどの上半身のみの製図を解きます。

一方2級では・・・理論も実技も含めての学科問題が理論の30分に出ており、実技理論の60分は、ジャケットとスカートの組み合わせやワンピースなど、上下の製図のみという出題パターンが続いています。

そのため、今回まとめる内容も、そのほとんどが理論の時間に出題され、製図のみ実技理論への出題になるのかなと思っています。

 

では実際にどんなことが試験範囲なのか、紹介します。受検に向けては、「受験の手引」を取り寄せ、それに沿って勉強を進めてくださいね。

 

 

 

 ではスタート!

 

2級の実技理論

実技理論には、製図、模様編み、基本形態、部分製作、始末、刺繍があります。製図以外は、理論の問題として出題されると予想されます。選択肢から選ぶもの、記述で答えるもの、様々です。手引に載っている内容のうち、実際の試験に出るのはごく一部ですが、デザインの基礎となる内容が多く含まれています。試験が終わった今でも、2級の手引はときどき眺めたりしています。とはいっても、「編検の手引」は中身は白黒だし、内容も無駄なくシンプル。見ていておもしろいの?と思われるかもしれませんが、だからこそ、自分らしいものが浮かんでくると思っています。

 

f:id:amimono-seikatsu:20180216123921g:plain2級実技理論のツボ

①基本形態は奥が深くておもしろい

基本形態というと難しい言葉ですが、具体的には三角に編んだり四角に編んだりしたいときに、どのように増やしていったらよいかについて書かれています。デザインと技術の基礎のようなもので、奥深く十分理解しておく必要があると思います。

例えば正方形では、かぎ針で中心から編む場合の増し目の仕方が載っていたり、棒針で1つの角から増やし、また減らして正方形を作るもの、引返しを使いぐるっと編んでいくものが載っていたりします。

また、バッグの底などでよく用いられる中心からかぎ針で増やしていく方法は、正六角形のところに載っています。6か所で増やしていくのは変わりませんが、①右側で増し目をすると右回りの曲線②左側で増やせば、左回りの曲線③交互に増し目をすれば正六角形となるようです。

一方、本来の底の形の円の編み方のところには、平面に編むには7目の作り目で毎段7目ずつ増し目をするのがよいですが、一般には6目の作り目の方法が用いられていますと書かれています。そうなんですよね~細編みの縦横比はおよそ1対1、高さを1とすると1段編んだあとの円周の長さは、1×2×円周率(およそ3.14)なので約6.28となり、6目では少し足りないのです。ただ、7目では模様を考えるときに左右均等にならず落ち着かないし、結局は段の終わりの引抜き編みの部分でうまく調整されている気もします。

 ちなみに、私がバッグを編むとして、底の部分をかぎ針編の細編みで編むときには、1段目は8目、2段目は倍の16目、3段目はまた8目増やし24目と編んでから、4段目以降6目ずつ増やしながら編んでいます。こうすると底が平らになり、バッグを置いた時の安定感が出ます。

棒針を使っての正円形は、引返し編を使って編みますが、フレアースカートやケープなどの作品作りにすぐに応用でき、今一番気に入っている編み方です。

 

②ダーツ・カラー・スリーブ 名称は正確に。

①で長ーく書いた基本形態は、大切だし、おもしろい分野だと思っているけれど、実際の試験の問題としては作りにくい=出にくいと思っています。それに対し、ダーツと部分製作に含まれるカラー・スリーブ、ポケットは問題を作りやすいこともあり、たびたび出題されています。

実際の試験では、こんな風に出題されます。

ネクタイとカラーを同時にかねた形のえりは?➡タイ・カラー

アームホールにつけた基本的なそでは?➡セットイン・スリーブ

身ごろとそでとが続いているそでは?➡フレンチ・スリーブ

など、説明書きや製図から名称を答えることが多いです。

私が実際に受検した際には、この分野でパフスリーブとギャザースリーブを書き間違えました。勉強不足でした。名称はしっかり覚え、イラストや製図、説明文と一致するようにしておいた方がいいですよ。過去には、JIS記号の直前ページにある「被服と部分の名称」と一緒に組み合わせた問題も出題されていました。

 

③はしの始末にもこだわって

編地のはしをスカラップ風にしたり、編地の周りにさらに編地を加えるときの目の拾い方などが載っています。細かいところにこだわることにより、編んだものが美しく仕上がります。試験に出る出ないにかかわらず、知識として身に着けておきたいところですね。

 

ここで、一息入れます。

 

 

 

次回は毛糸2級の実技理論(製図)です。  

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