こんにちは、Knit BRANCHのtomoです。
毛糸だまの178号が発売されましたね。
今回は毛糸だま178号から、気になるページを紹介します。
今回のメインの企画は「レース編みの世界」
色々な種類のレース編みが紹介されていて、もちろんそれぞれの良さがあるのですが…
まずはクロッシェレース
今見ている中では、クロッシェ・レースのページにあるブランケットが一押し!2種類のモチーフと方眼編みの組み合わせがとってもいい感じ。お花のモチーフのかわいいところと方眼編みのすっきりとしたところ、その両方を楽しめます。夏のブランケットとして…とあるように、少し大きめの作品なので、編みごたえもありそう。
続いてヘアピンレース
もう一つ気になるのは、ヘアピンレースのプルオーバー。
ヘアピンレースは専用の器具を使って、まずブレードを編みます。
ブレード部分は慣れてくるとどんどん進んでいくから、ついつい夢中になってしまいますよ。そうなると、編んだループの数を途中で忘れっちゃったりして…今回の作品は、途中で幅が変わったりするので、印をつけて間違えないようにしないと。細い糸で編んであるから薄く仕上がって軽く着られそうです。リネンのシャリっとした感じもあるんじゃないかな?
どんな感じなの?と気になった方、公式ページをご覧ください。
「毛糸だま 掲載作品ギャラリー」
一番上の段、左から3番目がブランケット、2段目、一番右がヘアピンレースのプルオーバーです。
他にもこんなレース編みが載っています
今号には他にもいろいろなレース編みが載っていて、「パイナップル編み」「方眼編み」「アイリッシュクロッシェレース」「ブリューゲルレース」と、ここまでは、かぎ針編み。
続いて、「シェットランドレース」「クンストレース」は棒針編み、と盛りだくさん。
表紙の写真は、アイリッシュクロッシェレース。小さいパーツを編みためていって、最後につないでいきます。型紙に合わせて置いてから、かがっていくっという表現の方があってるかな。
棒針編みではクンストレースもおもしろいですよ。これは表(おもて)を見ながらずっと編んでいくから、裏編はしたくない(笑)という方にもおススメ。中心から編んでいくので、ある程度の大きさになるまではちょこちょこ編まないといけないけれど、輪針に替えたあたりからは楽になりますよ。1段の中で同じ模様を4回とか6回とか繰り返すので、模様の区切りのところにマーカーがあると便利。表から編むってことは、編み図の記号をそのまま編めばいいし、表目・かけ目・2目一度の3種類の編み方だけでも、いい具合の透かし模様ができます。クンストレースはアイロンがけが大事なポイントなので、そこはていねいに。
レース編み以外のもので、気になる作品を2つ紹介します。
まずは夏のモビール
一つ目は夏のモビール。先ほどの掲載作品ギャラリーのページでは、ちょうど真ん中くらいに載ってます。本の中では、42ページ。海の生き物を編んで、モビールにしてぶら下げて楽しめます。風に揺れているのを見ていたら、ゆったりした気分でいやされそう。風でからまらないように、そこはうまい具合に飾りましょうね。
ちょうど、今月の「編む日」では、ニットボールの紹介をしていました。ニットボールの編み方を覚えてしまえば、他のタコやお魚もすぐに編めるようになると思いますよ。海の生き物の組み合わせと言うところが、夏らしくていいですよね。
2つ目はアフガン編
2つ目がアフガン編み。アフガン編みはひと通り編むことはできるけれど、じゃあ何か編もうかなっとなった時に、思いつくものがなかなかなくて…結局、練習するだけになっていました。
今号ではショールが載っています。かけ目をたくさん入れて編んであり軽く仕上がりそう。特に55ページに載っているダブルフックのアフガン針で編んであるものは、2種類の糸で編んであり、まるで織物のよう。実際に止むのは難しいのかな?ダブルフックのアフガン針は輪に編んでいくイメージが強かったので、ふちのところとかうまく編めるかなっと少し不安ですが、まずは手を動かしてみることにします。
気の早い話ですが、次回の予告を見るとアフガン編みの特集があるようです。今再び脚光浴びるとなっているので流行ってきているのかな?次回は応用作品も載るようなので、それまでにちょっと編み方に慣れておこうと思います。模様編みもいろいろ紹介されるみたいです。
毛糸だまは、編み物の事だけではなく手芸のこともいろいろ載っています。他のページも、これからじっくり読みたいと思います。
毛糸だま178号から気になるものを取り上げてみました。
編み物を身近に感じていただけたら幸いです。
他の編み物本の紹介はこちらです。
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